

第3回スーダンデー
オンラインシリーズ全8回
(COVID19の影響により、全6回に変更しました)
『危ない国』から『行きたい』国へ‐スーダン再生ストーリー
第3回は、コロナ感染予防のためにオンライン発信します。そして、「危ない国」から「行きたい国」へのスーダン再生ストーリーをテーマとし、「創る」をキーワードに、さまざまな角度から、スーダンにかかわる人々の想いとともに、過去と現在を紐解き、未来像を描きます。
≪内容≫
ドキュメンタリー・映画文化・アート製作・援助環境・文化支援の観点から、関係者の方々にご自身の想いとともに各活動について語っていただきます。そして、首都ハルツームにあるスーダン国立博物館も紹介します。毎回、日本国際ボランティアセンターの今中航さんによる現地リポートも盛り込みます。
【4月29日】ドキュメンタリーを創る
ゲスト:堀潤さん
インタビュアー:今井高樹さん(日本国際ボランティアセンター代表理事)
第2回スーダンデー(2019)では、堀さんから長年スーダンで活動してこられた今井さんへのインタビューをしていただきました。なんと今回は、今井さんに堀さんをインタビューしていただきます。スーダンをよく知る今井さんだからこそ聞き出せる堀さんのスーダン滞在(2019)の感想や今後の展望に注目です!
視聴はYouTubeから:https://youtu.be/6o9t2KG-TJk
【5月26日】映画文化を創る
ゲスト:湯川靖代さん
インタビュアー:堀潤さん
昨年、全国で上映された軍事政権下のスーダンを舞台とした映画『ようこそ、革命シネマへ』。映画産業をもう一度復興させようする四古老の奮闘ぶりが、コロナ禍にある日本の映画ファンの心をもとらえました。今回は『わたしは分断を許さない』の監督をつとめた堀さんに、湯川さんになぜ本作を日本で上映しようと思ったのか、その経緯と映画の魅力、そして映画そのものへの思い入れについてインタビューしていただきます。8bitNewsのスタジオで、「もう一度、愛する映画を、みんなで」
【6月11日】アート作品を創る
ゲスト:ハミム・マフィさん
インタビュアー:今中航さん(日本国際ボランティアセンター)
ハミームさんは、2012年から国立博物館横の広場で、作品をたくさん展示しておられます。日常の中に溶け込んでしまっているようで、でも、強い印象に残る不思議な存在感の展示です。今回は、日本国際ボランティアセンターの今中航さんが、ハミームさんにアラビア語でインタビュ―してくださいました。スーダン人アーティストの日常、スーダン国内のアート事情など、日ごろハミームさんが感じていることを語ってくださいます。
視聴はYouTubeから:https://youtu.be/7X_RVXjfkzo
【8月19日】新生スーダンとの未来を創る①「援助を取り巻く環境」
ゲスト:坂根宏治さん(JICAスーダン事務所所長)
インタビュアー:堀潤さん
スーダンはこれまで、長く独裁政権下にあり、諸外国から経済制裁も受けてきましたが、2019年に暫定民主政権が誕生し、今、大きな転機を迎えました。昨年は、アメリカによるテロ支援国家指定が解除され、国際社会との関係も大きく変わってきました。現在のスーダンがどのような状況にあるのか、援助を取り巻く環境を中心にお話しくださいます。
視聴はYouTubeから:https://youtu.be/Tc4KajcCqmA
【9月16日】アニメーション作品を創る
ゲスト:イブラヒム・サイードさん
ファシリテーター:堀潤さん
スーダン人のイブラヒムさんが、カイロで生まれてから、アニメーション作家になるまでの半生について語ります。そして、関心を寄せている日本のある地域文化を教えてくださいます。2019 年、ハルツームで開催されたSudan Independent Film Festival ノミネート上映作品の「Winji(ウィンジ)」も配信。100% made in Sudanのアニメーションをお楽しみに。
視聴はYouTubeから:https://www.youtube.com/watch?v=ctQlTmofPyg
【10月14日】新生スーダンとの未来を創る②「文化支援活動」
ゲスト:山口実さん(在スーダン日本大使館 一等書記官 経済協力班)
インタビュアー:堀潤さん
スーダン情勢と新生スーダンの概要を踏まえたうえで、経済危機の深刻さやそれを打開するための現行施策についてお話しします。日本は、草の根文化無償協力でスーダン科学技術大学の音楽・ドラマ学科に楽器や音響機材を供与しました。今後も文化・教育分野への支援も行っていく予定です。その中で対象となるスーダン国立博物館や文化遺産についてもお話しします。
視聴はYouTubeから:https://youtu.be/xMu5OQjLpB8